表とグラフでナゾ解き~データから見えてくるもの~

「数える」「くらべる」「まとめる」。
算数の世界では、数字を「見えるかたち」にすることがとても大切なんだ。

たとえば、社会では「どの国がたくさん野菜を作っているか」や「町の人口がどう変わっているか」を表やグラフで見たり、
理科では「時間がたつとどう変わるか」や「いろんなものの重さのちがい」を調べるときに使うよ。

グラフや表を「見る力」がつくと、情報をすばやく見つけたり、友だちに説明できたりして、
どの教科でも“かっこいい”って思われちゃうかも!

おなじ かずだけ あつめよう

1年生では、まず「数を目で見てとらえる」「分類して数える」ことを中心に。
遊びの中で数のまとまりや増減に気づけることが大切です。


特に小学校では、表やグラフを使った学びが、思考力や情報整理力を育ててくれます。

今回は、学年別のおすすめコンテンツとともに、
グラフの種類・使い分けのポイントもわかりやすくご紹介します。
遊び感覚で学べる素材ばかりなので、授業でも家庭学習でも大活躍まちがいなし!

ひょうと グラフ

見てわかる「絵グラフ」で、情報を整理する楽しさを実感。
1対1対応や数の比較が自然に身につき、表への移行もスムーズに。

表とぼうグラフ

「棒の高さ=数量」の関係に注目!
グラフの構造を理解し、「増えた・減った」「どちらが多い」などの比較や分析につなげていきます。

折れ線グラフ

グラフに表された情報の「読み取り」「解釈」をより深く。
目盛りの意味を意識することで、正確なデータ読解力が身につきます。

グラフや表は、「数字」や「データ」を見えるかたちに変える“道具”です。
学年が上がるにつれて、扱うグラフは少しずつ複雑になりますが、
それぞれの特徴を理解すれば、子どもたちの「考える力」はぐんと伸びていきます。

どの学年でも大切なのは、「おもしろい」「なるほど」と思える経験の積み重ね。
ぜひ、今回ご紹介したコンテンツを使って、表とグラフの世界を楽しんでください!

円グラフ

Coming Soon!

近日公開!

比率や全体に対する割合を視覚的に理解できるのが円グラフ・帯グラフの強み。
データをもとに考察する力も伸びてきます。

グラフの種類特徴向いている場面
絵グラフ数を絵で表す/見た目で直感的にわかる小さい数の分類・比較に最適(低学年)
棒グラフ高さで数の多さを表す/比較がしやすい数の増減・項目ごとの比較(中学年)
帯グラフ横長の1本の帯で、全体との割合を表す全体と部分の関係を知るとき(高学年)
円グラフ全体を100%として分ける/視覚的に比率がわかる構成比・比率の分析に便利(高学年)
数字のデータを一覧で整理できるデータを集めて整理・比較する場面

表やグラフの力は、“算数だけ”ではありません。

表やグラフの読み取りは、現代の学習において「横断的に求められる力」のひとつです。
社会科では統計や人口の変化、理科では実験結果の整理や変化の記録、さらには国語でも資料の読み取り問題が増えています。

つまり、表やグラフを“読んで考える力”は、教科をこえて必要なスキル
高学年になるほど、読解・記述の場面でもグラフの内容をもとに答える問題が増えてきます。

だからこそ、低学年のうちから「楽しみながら」「意味をもって」グラフにふれる経験が、
子どもたちの思考力や説明力の土台を作ってくれるのです。

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