2020年度から小学校でもプログラミング必修化がはじまりました。
ここでは、プログラムをするのに必要な考え方のベースとなる『論理的思考力』を上げるような楽しいコンテンツを集めてみました!
目次
チコドリのScratchアカウント作りました。
学校で学習する内容を使ったゲーム作りや、条件分岐などの練習に使ってみてください。
もちろん無料ですので、お時間があれば遊んでみて下さいね!
お金
まずはウォームアップ! お金をつかって、同じ金額にしたり、お支払いをしたりしてみよう。 | |
論理的思考力はプログラミングだけじゃない!(と私はおもうのですw)
同じ量、同じ金額にすぐに変換する力は論理的思考の基礎になります!
シルエット クイズ
まずはウォームアップ! 見本のシルエット(影)が どの動物のものかを当てるクイズ。 |
シルエットが示すイラストを予想して答える。簡単だけど、ちいさな影の差異点に気づく力が必要な問題もあります。
重なる図形
複数図形の重なる順序を、下から順に答えるクイズ。 |
画像の中から、重なる順序がわかる手がかりを見つけ出し、見立てを立てて回答します。
また、2次元の画像から立体的な重なりを想像する、空間把握力向上も期待できます。
ちがうの/おなじの 探し
複数のイラストの中から一つだけ違うものや、 同じものを探すクイズ。 |
同じであることや違いを見つけることは、物事を区別(分類)する際に必要な手段です。
関係を比較し、何が違うのか、どこが同じなのかという根拠をもって判断する練習ができます。
違うのど~れ?(回転)
複数のイラストの中から1つだけ違うものを見つけるクイズ。 ただし、イラストが回転しているので、「ちがうの/おなじの 探し」よりは少し難易度があがるよ。 |
同じであることや違いを見つけることは、物事を区別(分類)する際に必要な手段です。
イラストに上下左右の回転を加えることで、俯瞰して物事を捉える力や、脳のワーキングメモリ(作業記憶)を鍛える効果が期待できます。
同じ組み合わせのものを探せ!
複数のイラストの中から、お手本と同じ品物が並ぶイラストを見つけるクイズ。 「同じの/違うの探し」や「違うのど~れ?(回転)」よりも、さらに難易度があがるよ。 ぜひチャレンジしてみてね |
イラストが『物象を可視化した“記号”』とするならば、それぞれの”記号“の組合せが一致したものを見つけることになります。
文科省の有識者会議でもプログラミング的思考を学習するうえで必要な力として情報の記号化が挙げられています。
自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力が必要になる。
小学校段階における論理的思考力や創造性、問題解決能力等の育成とプログラミング教育に関する有識者会議「議論の取りまとめ」(平成28年6月16日)–文部科学省
まずは動作を記号化する前段階として、(目に見えない動作ではなく、物象を”記号”化した)イラストの組合せを正しく理解し、根拠をもって共通点や差異点を判断する練習につながればと思います。
つみつみ つみき(いくつかな)
イラストを見て、いくつの積み木があるかを当てるクイズ。 段数が増えていくと、重なっていて見えないところもあるので 少しずつむずかしくなってくるよ。 |
積み木遊びは小さな子供たちに人気のあそびですね。数字の概念学習のために「いくつあるのかな?」と数えたこともあるかもしれません。ここでは、イラストですので一つずつ手に取って数えることはデキませんが、「今見えている上段の積み木の下の段には、土台となる積み木がある」という構造理解や、想像したり推測する力が養えるゲームです。
ぜひ、大人の方も頭の体操にチャレンジしてみてくださいね!
一筆書き(ひとふでがき)
一筆書きは答え(道順)が一つではないですよね。
これって数学の答えの導き方(手順)が一つではないことと似ていると思うのです。
みんなで答え(道順)を比べて違いを見つけたり、別の答えのほうが良いところなどに気づくなどの活動にもご活用ください。
まずは手順、順番などを考えるキッカケにどうぞ。