インターネットを使うときの約束(発信編)
インターネットを使うときの約束(やくそく)について確認(かくにん)しよう。
そして、もしその約束(やくそく)が まもられなかった時のことを いっしょに かんがえてほしいな。
まずは、パソコンやタブレットを たのしく あんぜんに つかうために、このチェックリストをやってみよう!
📘 めあて:「パソコンやタブレットを たのしく あんぜんに つかえるようになろう!」
🧩 じぶんのことは かんたんに おしえちゃダメ! →① →②
- 名前(なまえ)や 住所(じゅうしょ)、電話番号(でんわばんごう)がたくさんの人に しられると、どうなるとおもう?
- 顔(かお)や学校の写真(しゃしん)を をインターネットにのせると、どうなる?


🧩 やさしい ことばを つかおう! →③
- みんなが うれしい きもちに なる ことばと、そうではない ことば。なにがあるかな
- かなしい きもちに なる ことば が かかれていたら、どうおもうかな

🧩 インターネットで発信(はっしん)する責任(せきにん)! →②
- インターネットに かいた ことばを 見ることが できるのは だれ?
- インターネットに かいた ことばは、すぐに ぜんぶ 消(け)せる?


文科省「情報モラル指導モデルカリキュラム」に沿った学習概要(全体構成)
① 個人情報の大切さと保護
- 名前・住所・学校名・写真など、自分や他人の個人情報を守る意識を育てる。
② インターネット上の発信の責任
- SNSや掲示板、チャットなどへの書き込みは公開され、簡単に消せないことを理解する。
③ 思いやりのあるコミュニケーション
- ネット上でも相手の気持ちを考え、丁寧な言葉づかいや態度を心がける。
④ ネット・ゲーム依存と時間のコントロール
- 情報機器との適切な付き合い方を学び、生活習慣を崩さないようにする。
⑤ 知らない人とのやり取りの危険性
- オンラインゲームやSNSでの見知らぬ人との接触に注意し、個人的な約束ややり取りを避ける。
⑥ ネットいじめ・トラブルへの対応
- 自分や他人がネット上で傷つく場面に出会ったときの対処法(相談・通報)を知る。
⑦ 情報の正確さ・信頼性の見きわめ
- インターネットの情報がすべて正しいわけではないことを知り、うのみにしない態度を育てる。
⑧ 著作権・肖像権・ルールの理解と尊重
- 他人が作った写真・音楽・動画などには権利があることを学び、正しく使う。
⑨ 詐欺・フィッシング・偽情報への注意
- 「当選」「無料」などの甘い言葉に注意し、安易に情報を入力しない。
⑩ 困ったときに相談できる力
- ネット上でトラブルに巻き込まれたとき、大人や先生にすぐ相談できる力と習慣を身につける。
これらの内容は、文科省のモデルカリキュラムに記載された「10の学習領域」に基づいており、小学校~高等学校までを通じた情報モラル教育の基盤とされています。