言葉(ことば)を知ると 世界がひろがる!
ことばで 気もちが もっと つたわる!
こんにちは!
先生や おうちの人に「すごいね!」って つたえたいときに
「ばりすごい!」「はんぱない!」「めっちゃやばい!」って
言ったこと、あるんじゃないかな?
たしかに、それだけでも 気もちって つたわるよね。
でもね、ことばを もっと いろいろ つかえるように なると、
自分の 気もちや 思っていることが、もっともっと 上手(じょうず)に つたえられるんだよ!
ことばを えらぶ ゲームを あつめたよ。
たとえば、こんな もんだいが 出てくるよ。
たろうくんは、てれくさそうに、( )わらった。
① くすくす
② にっこり
③ げらげら
どれが いちばん あってるかな?
前と 後ろの文を よく読んで、ピッタリの ことばを えらぼう!
ようすを あらわす ことば
どんな なにが なにを どうする
ことばが ふえると、自分も かわる!
ことばが ふえると、うれしいときも かなしいときも、「いま どんな気持ちか」を うまく つたえることが できるよ。
それに、ともだちの 気持ちにも 気づきやすく なるんだ。
ゲームを しながら、たのしく ことばを まなぼうね!
つなげて!慣用句
慣用句(かんようく)ってしってる?
バラバラになった**慣用句(かんようく)**の うえのく と したのく を ぴったり合わせて、ことばの意味も おぼえられるよ!
慣用句は、気もちだけじゃなくて「様子(ようす)」も 上手にあらわすことができる!
ふつうのことばでは 伝えにくい「体のようす」や「びっくりしたときの動き」なども、ピタッと伝えられるよ。
気もちや お話を もっと上手に つたえられる「ことば名人」をめざそう!
最近、子どもたちと話していて気になることがあります。それは、様子や気持ちを表す言葉のバリエーションが少なくなってきていることです。
たとえば、何かすごいものを見たとき、「ばりすごい」「はんぱない」「めっちゃやばい」などの言葉が定番になっています。もちろん、これらの言葉には勢いや親しみやすさがあり、場を盛り上げる力もあります。でも、それだけで済ませてしまうのは少しもったいない気がしませんか?
言葉が増えると、感じ方も伝え方も豊かになる
たとえば、「楽しい」と言いたい場面でも――
「うきうきする」「わくわくする」「にこにこしてしまう」「心がはずむ」
というように、少し言いかえるだけで、そのときの気持ちがより具体的に伝わるようになります。
言葉の数が増えると、「自分がどう感じているのか」をより正確に表現できるようになります。これは、友だちとの関係を深めたり、自分の気持ちを整理したりするうえでも、とても大切な力です。